NYCタクシードライバーがとらえた〈密室の乗客たち〉運転席から写した20年間、後部座席の露わな人間模様 377430—とある写真家の“ナンバー”だ。80年、90年代に、意識せずとも数千の目に入ったはず。ライアン・ワイデマンは、1982年からの20年間、ニューヨークのタクシードライバーだった。ライセンスナンバーは冒頭6桁。そ… INTERVIEW · 2018.7.12 ·
止まった30年を進める、SNS上の〈中東のストリート〉紛争と黄金に覆われた僕らのありふれた日常 フィルムカメラが流行っている。手のひらにおさまるサイズで、シャッターを切るまでが早いものが人気だ。スニーカーも自転車もサッカーも関心事。 「中東と聞いて最初に思うのは、危ない、とか、紛争のイメージでしょ? 流行っているも… INTERVIEW · 2018.7.4 ·
「1868年も2018年も同じ」NYC公園アートディレクターに聞く〈引き継がれる大都市のパークカルチャー〉 「ニューヨークの面積の40パーセントは、ストリートか公園で占められています」 26パーセントがストリートで、14パーセントが公園。だから、ニューヨークを歩いていると高層ビルと同じくらいの頻度で公園にぶち当たるというわけか… INTERVIEW · 2018.6.13 ·
英・労働者階級の寝床「カウンシルエステート」これがぼくたち。まあなんとか生きている。“ドリームハウス”の庶民生活 「“カウンシルエステート”育ちのガキたちがでっかくなったバンド」オアシスに、「貧しいアイルランド系家庭に生まれ、兄弟3人とともに“カウンシルエステート”暮らしだった」セックス・ピストルズのジョン・ライドン、「13歳のとき… INTERVIEW · 2018.4.16 ·
元祖・不良文化のワルい男たち。パンクスの原点「テッズ」最初で最後の“プライドまみれのサブカルチャー” 時代には時代ごとの“ワル”がいた。60年代はモッズにロッカーズ、70年代にはヒッピー、パンクスにスキンヘッズ、80年代にはロカビリー、サイコビリー、90年代にはヒップホッパー。でも、あの輩のことを忘れちゃいけない。50年… INTERVIEW · 2018.3.3 ·
万歳「英国・パブライフ」。掃除は行き届いておらず午前11時に開店する大衆酒場パブリックハウスの日常 たとえば、こてこてブリティッシュバンド・ブラーの曲に登場する人たちのようだ。暇を持てあまし、公園でぷらぷらしている『パークライフ』の冴えない人々。それか、パルプ(彼らもギラギラの英国バンド)が歌う『コモンピープル(庶民)… INTERVIEW · 2018.3.3 ·
3,000円のファイトマネーで裂ける胸。メキシコのプロレス「ルチャ・リブレ」憧れる“痛みのリング上” タコスにテキーラ。メキシコといえばで思い浮かべるのはまずこの二つだろう。是非とも三つ目にはこれをあげてほしい(というか知ってほしい)。“自由な戦い”ルチャ・リブレ、メキシコのプロレスを。彼らは覆面をし3,000円というフ… INTERVIEW · 2018.2.25 ·
「仕事があれば未知の地へも行け」元祖チャイナタウンに知る“人情・労働・金で築いた体当たりのコミュニティ” 世界各地、祖国大陸から何千里も離れた異国だろうと「大家好!(ダージャーハオ、こんにちは)」、元気にたくましく存在する中華人民の共同体「チャイナタウン」。 「仕事があるなら地球の裏側の未知の地にも移住しよう」と、その土地の… INTERVIEW · 2017.12.2 ·
「夜とストリートフォトグラフィの相性」自然光のない闇の中、ネオンの光で写すストリートと徘徊者 人は夜に惹かれる。ゴッホは星空の下に夜のカフェテラスを描き、エドワード・ホッパーは深夜の小食堂にて“夜ふかしする人々”をメランコリックに絵にした。詩人の中原中也も夜の余情を詩に綴り、フォークデュオのサイモン・アンド・ガー… INTERVIEW · 2017.9.23 ·